工業地帯のあじ(マテ貝を喰らう)
もう、砂が抜けただろう。
考えたらコレ、高級品。
昨日の「養老川河口」のマテ貝。
まえ、御徒町の吉池で高かった記憶がある。
たぶん、料亭や割烹(や久兵衛)で出すのは有名産地なはずだ。
瀬戸内、諫早などはマテ貝でよく聞く。
㌔当たり数千円は下らない気がする。
ちなみに、アオヤギは館山沖が美味いと、将○の寿司でやっていた。
しかし、まぁ…コレだって負けてない。
姿形が高級印鑑のようだ。
産地が市原であり、工業地帯になる前は立派な漁業の町だった(と思う)。
立派だよなぁ…。
普段、十数万しか貰っていない私が喰っていいの?って感じがする。
口が曲がりそうだ。
だけど、量があるし、まさか市原まで返しに行くわけにいかない。
捌いてしまう。
茹でると旨味が逃げるので酒蒸しの要領で日を通す。
心配していたケミカル臭はない。
ありがたい。
たくさん採ってきたのにケミカル臭だったら泣きが入る。
今日、食べる分はふた掴みくらいを韓国タレで味付ける。
見た目がヤバい。
(´-ω-)「・・・」
いいですね✰︎
アサリやアオヤギと違って癖がなく食べやすい。
韓国タレと非常にマッチして海鮮料理のはずなのに肉類を食べてるようだ。
食文化というか、大陸や地中海にせよ独自に海鮮を美味く味わう技術も無視できない。
美味い。
なお、残りはチマチマと加工します。
製品化してボロ儲けしたら、暮らしが豊かになるに違いない。
マテ貝の目刺し。
これは如何様にもできる。
明日なら一夜干し、カラカラになれば保存食となる。
一夜干しで炒めても一品になるし、カラカラになれば炙って良い肴になるのよ。
労力、コストを天秤にかけても価値はある。
見た目がよくない。
だけど、美味い。
内臓除けば味は肉よ、肉🍖
ダシの効いた肉。