観察力(理科)
何の変哲もない浜を見るのも意味がある。
文科の人間は感性で反応し、理科の人間は分析的に反応する嫌いがある。
ふつくしいと感じるならそれでいい。
分析的がいけないとか、感性がいけないとか言い出したら一様性になる。
世界に変化が乏しくなり良くない。
今年は貝がダメらしい。
もちろん、素人の潮干狩りだ。
玄人は場所を移動しながら考えている。
だから、スーパーのアオヤギなんかいつも同じ値段だ。
去年などはタコが良く沸いたというが今年はどうだかまだ聞かない。
浦安にいけば、くるぶしくらいの浅瀬の岩をはぐれば「ニュ~」と出てきた。
「自粛」が忖度により業者(警備員)が対策を取り出したら、浜も見回りが多くなるだろう。
もちろん「危険だ」とか「港湾法」など表向きの理由で。
政令を出したら「責任」がある。
忖度にしておけば責任取りを緩和できる。
忖度に群がらざるを得ない状況が如何に多いか?
まだ浜は寒く詳しいことは分からない。
漁場のホンビノス、シオフキあたりは堅実な成果がある。
縄張り(食いわけ)ではないが、二枚貝も住みやすさを選ぶようだ。
昨年いた場所にいるとは限らない。もちろん、人為もある。
こっちにアサリがいたと思えば、あっちにホンビノスが固まっていた何てのはよくある。
釣りが下手で貝もダメならコレになる。
拾えばいいだけ。
生ではエグいが、実は天ぷらにしてしまえ!という手段がある。
木更津の漁師さんがやっていた。
でも、1番は干すのがいい。
いつでも、どこでもが利く。
ただし、炒ること。
このまま水に戻しても生臭いから。
水に戻して天ぷらにしたらどうなるんだろう?
こちらは完成品。
マテ貝のめざし。
丁寧に包めば贈り物にもなる。
非売品。
よく、海の町でしかが食べられないものがあったり「自家消費」になり出回らないだけなのがあるが、それが「美味い、美味い」とされると商売で広まる。
たとえば…アコヤガイ、ウチワエビ、磯玉、ホンダワラ、雑魚などなど。
贈り物って言っても知人、身内程度だろうな。
知らない人にアレルギーや中毒起こされても困る。
まして、魚介嫌いなら特に…。